基板なしでオリジナル自作キーボードを作ってみた ー目次ー
自作キーボードキットではなく、オリジナルな自作キーボード
「マツコの知らない世界」でも取り上げられ、今盛り上がっているのが自作キーボードの世界です。 左右分離型や特殊なキー配列など、既存のキーボードにはない魅力があります。
自分ではんだづけしたりして作れば自作キーボードと呼ぶようですが、自作キーボードにも大きく分けて2種類あると思います。
- キットを買って自作するもの
- 自分で設計して、オリジナルな1台を自作するもの
自作キーボードキットの魅力は必要な部品がすべてパッケージに入っているので、初心者の方でも組み立てやすいことです。(もちろんはんだ付けなど、多少の経験や慣れが必要な工程もあります)
私も自作キーボードの世界を知って、まずMint60というキットを買い、自作してみました。そこでがっつり自作キーボードの沼にはまってしまい、次はオリジナルの自作キーボードを作りたいと考え、実際に作ったのがこちらのキーボードです。

左右分離型、格子配列の60%キーボードです。他の自作キーボードキットにも見られますが、斜めに配置した親指キーが気に入っています。左手親指にDeleteとスペースを、右手親指にEnterとBackspaceを割り当てているため、文字入力が快適です。また基本的にキーキャップの印字と実際のキーを合致させています。
備忘録も兼ねて、作成の手順を解説させていただきたいと思います。 オリジナルの自作キーボードを作成しようと考えている方のお役に立てれば幸いです。
このキーボードの特徴と注意点
- 基板はありません。代わりに普通の銅線で配線しています。そのため裏は下の図のようになっています。
- 光りません。大半の自作キーボードキットはLEDがついていますが、このキーボードは基板を使っていないので、光りません。
- マイコンはPro Microを使い、ファームウェアはQMK Firmwareを使います。おそらく自作キーボード界隈ではメジャーなやつです。
- プレートはアクリルプレートを使います。後に詳しく書きますが、CADでプレートを設計し、遊舎工房様にアクリルプレートの切断を依頼します。
